キングダムの話を聞いてください

 

 

ごきげんよう。皆様いかがお過ごしでしょうか。暑くて溶けてませんか?わたしはギリギリ溶けてます さっさと夏終わんねえかしら

 

ところで先日言っていた某うたっておどる王子様たちの映画について少しお話してもよろしいでしょうか。自己満足になることはわかっている上で。

 

わたしとうたプリ(伏せるの面倒になっちゃった)の出会いはもう9年前。その時はまだアニメ化するすこし前だったかな、しっかりとアニメオタクで厨二病だったわたしは、毎日デュラララを見て東京事変を聞いて、行ったこともない池袋に想いを寄せていて。まだ中学生だったわたしは田舎でインターネットをフル活用してあれやこれやと情報を集めることしか出来なかったのだけれども、本当に突然の四ノ宮那月くんとの出会いがありました。全然覚えていないけど、本当に流れ星のようにババっと現れて、その瞬間からわたしは何故かこのコンテンツを応援してきて、いろんな寄り道をしながらまた、歩み寄っているところです。

 

正直推しという推しが定まるのには相当時間がかかったし、結局、箱推し♡アイドルだ〜いすき♡なオタクだったもので、スタリぜんいんかーわいい!すきすきー!な節操なしオタクだったのだけれど、突然のカルテットナイトの登場、イケメンが4人増えるという困惑の事態…そしてぼーっとしてたら3人から7人に増えたライバル事務所のアイドル…もうイケメンに溺れるとはこの事です(この事です)

何ってゲームのおまけシナリオ(わたしは昔も今もこれからもあのシナリオがおまけだなんて思ってないよ)の林檎ちゃんと龍也先生、シャイニ〜までいて、、、もう訳が分からなくてひたすらPSPでゲームする日々、まあ友達もたいしていない上に進路も決まっていて、今思えばなんて贅沢だったんだ…とは思います。

ほぼ全部のゲームをプレイしてきていえることは、当たり前なんだけどわたしは彼らのようなアイドルを作る手伝いをする、裏側の人間としてこのコンテンツには存在していて、それってほんとに夢物語すぎて、あまりにも2次元過ぎて。好きなんだけど、好きなんだけど。昔からジャニーズのオタクをしていて、いろんなアイドルが好きで、そんな好きな人達を応援することが好きで。だから作り上げる側にまわるのって新鮮で慣れなかったなあ。

 

アニメだってぜーんぶ見たし、プリライだって行った。だって慣れなくても好きな人がアイドルとして生きるために頑張ってる姿は見届けたい!だってオタクだから!

とっても矛盾しているだろうし、他人から指摘されたら絶対にムッとしてしまうけど、オタクって多分だいたいこんなもんじゃないかな、好きなものは結局何しても好き説、みんなの中にもありませんか?

 

わたしと付き合い長い人はわかると思うけどわたしはとっても熱しやすくて冷めやすく、アイドルという存在が好きで、何よりいつか結婚できると信じてやまないバスケの王子様もいます。

 

今まで沢山寄り道してきて、いろんなものを応援してきて、たのしくてしあわせで…

何度もこのコンテンツからふら〜っと離れて、疲れた時には戻ってきて、またふらふら〜っと離れていく。ずっとそんな存在でした。嫌いになったことは1度もないけれど、人間の体はひとつしかないから、優先事項というものが必要で、その中で一番になることが最近は滅多に無くなっていました。

 

 

 

そんなこんなで先日、学生の時からの友達と遊んだ時に、「まだ見てないの?!絶対に見ろ??!」といわれ、今年の5月に「うたプリの映画観るまで死ねないわな!ガハハ!」とその子と話していたにも関わらず、ほかのオタクをすることに忙しくて。やっと時間が取れて見に行ったマジLOVEキングダム。

そこには私の大好きなアイドルを“する”彼らがいました。

 

 

そうなんだよね、これ、これ!!これが見たかった!!!

わたしってアイドルが大好きなので(何度だって言うけどわたしはアイドルという存在が好きです)もう感動。本当にその一言に尽きる。

応援上映とは言え、まあ最初は様子見ないとね…と思いながら何故かペンライトを持たずに何故か最前の席を買って見上げるようにして見た彼らのコンサート。ペンライトを持っていなくて正解だった。ペンライトを振る暇もないほど涙は止まらなかった。

事前に特報とかも見ずに得意のふらふら〜っと顔を出しに行く芸を披露するつもりが、スクリーンの向こうにいる彼らにまた来てね、と言われた気がして(言われるわけないんだけど、なんてったって妄想が得意な夢女子21歳なので)。

初めて見た日の帰り道、ぼろぼろ泣きながらひとりで池袋の喫煙所で泣きながらもなんの涙かわからず、地雷オタクのコスプレをしてしまい…

 

今はなんかわかんないけどもうめちゃくちゃ映画館通ってます。

 

2次元って当たり前なんだけど時間軸が私たちとは違いすぎて、いつの日か私ばかりが大人になってしまって、そのことに気づいてしまう瞬間っていつか絶対来るんだよね。ジャニヲタのころって「推しのビジュどうにかなってんだけど?!(褒め言葉)」とか「何だこの髭、今すぐ剃ってくれ」とかそんなことで一喜一憂していたし、今応援してるアイドルも突然派手髪にした時は「えー!ステージ上で見つけやすいじゃ〜ん!優秀賞かよ〜!」と驚いたこともあったけど、2次元って、ビジュが変わらないんですよ。びっくりですよね。劣化という恐ろしいものがあの世にはないんだとおもう。作画というとんでもないものはあるけれども。

 

話が逸れましたが、そう。2次元って成長を感じるのにとても時間がかかるもので、私の大好きなバスケの王子様は好きになった時は同い年だったのに今や手を出せば犯罪な年齢差なわけで。ところがこの映画、彼らめちゃくちゃ成長してるんですよ。

いつの間にみんなアイドルという存在に真摯にむきあうようになったんだろう。散り散りになりそうだったときもあったけれど、信頼があるからこそできるパフォーマンスが沢山あった。ライバルだったけどユニットを組む企画のおかげで事務所を超えた絆が生まれて、それがこんなに大きなコンサートをするまでに至って。そしてわたしたちにファンサをするプリンス達。こんな光景見たことなくて。ファンサービスとは文字の通りファンへのサービス。お手振り、投げキス、バーン、指ハート…全員がファンサを惜しまない。キャラクター同士の絡みを見せてファンを沸かせるプリンス達はまじでそのコンビのチョイスといい技といい、それはどこで身につけたの?pixiv?

 

何回も危機に面した彼らがライバルアイドルとタッグを組んでファンである私たちのために歌って踊って、コンサートをしてくれてる。この瞬間私たちは彼らの作曲家ではなく、彼らのファンとしてあの空間に存在できている。こんな素晴らしいことあるかな、わたしが感じていた違和感というか慣れないあの感じ、ぜーんぶなくなった!そんな映画でした。

 

マジLOVEキングダムを映画というのもなんだかおかしな気がします。あれはコンサート。コンサートなんだとおもう。あのコンサートはアイドル達が私たちファンのためにやってくれている。でもわたしたちだけじゃなくて自分たちの為にも。そこには確かなストーリーがあって、その背景を知っていても知らなくても楽しめる、すばらしいものだと思います。

 

アイドル好きな人、アイドルを応援するのが好きな人、ぜーったいに見てほしい!

こんなアイドルもいるんだよって、夢が膨らむコンサートだから。

 

あと、私みたいに少しこのコンテンツから離れていた人には絶対に見てほしいと思った。

今は別の何かが1番でもいい。でもわたしたちが少し目を離した隙に、大好きだった彼らはすごく成長していて、私たちのためにアイドルをしてくれていると思わせてくれるんだから、本当にすごいんだよ。

 

永遠というものは無いって分かっているからこそ、今を最高にしたい。相当な覚悟がないとファンに向けてこんな言葉は言えない。でもこれって本当にその通りで、アイドルっていうものは賞味期限がある。だからこそ、自分たちのファンのために、最高の時間をプレゼントしてあげる!という自信が無いと絶対にこんなこと言えないと思うんだよね。それを多くのファンの前で伝える彼らを見て、あー、しっかりとアイドルという職業をしているな、アイドルとファンの関係ってやっぱり最高だな。そう思いました。

 

ファンというものは信仰心が強いからか、変に距離が近いより、ファンとアイドルの関係の方がしっかりと信頼してしまうんだよね。とりあえずわたしはこれからの彼らの成長を一緒に見ていきたいな、行けるところまで行きたいな。そう思いました。信じられるものしか応援したくないから。

 

ずいぶん遠くまで歩いてきたな。そう言ったアイドルの横顔を見て、ほんとにその通りだね〜…なんて思った。一緒に歩いてこられて幸せ。たくさん寄り道しちゃったけどすこしは追いつけたかなあ。

 

かっこいいアイドルの背中を追うのが大好きなオタクだから、これからもわたしなりに追いかけたいな。

 

 

 

あ、あとへぶんず、激アツですね。一途で有名な私が推し増ししました。実にイイですよね、へぶんず。

 

始まって直ぐに吊られて出てくるへぶんず、語彙がなくて申し訳ないけど大変やばいです。

うたプリって推しキャラ定まらん〜ってひと、こんだけイケメンがいればだいたいどこかに落ちるからとりあえず一緒に行こうな。キンブレは貸すしコールは教えるよ。一緒にギラギラギラギラ!ってキンブレ振ろうね。

 

そういえばワイヤーで吊られると股間がめちゃくちゃ痛いと他のアイドルが言っていたなあ。

 

ふ〜ん

 

 

 

 

限界夢女子オタクの最近の話でした。